VOLUNTEER活動レポート

2020-2021年度最終例会

2021年6月24日(木曜日)大阪難波ロータリークラブ2020-2121年度の最終例会を開催しました。

今回の例会に関しても、例会会場入室前の消毒・検温、座席のソーシャルディスタンス、会場内でのマスク着用、黙食などコロナ感染拡大予防対策を実施して開催しました。

まず最初に、新入会員の紹介として長田会員を紹介し、川口会長からロータリーバッジを授与させて頂き、入会の挨拶をして頂きました。

続いて、委員会報告として、林博之大阪難波RAC設立準備委員長から大阪難波ローターアクトクラブの第1回例会開催の報告がありました。そして、ゲストとしてお越し頂いた大阪難波ローターアクトクラブ林雄大初代会長からも、改めて、ローターアクトクラブの設立、並びに第1回例会開催の報告をして頂きました。


続いて、本日の卓話の中で、川口会長、福田幹事から退任の挨拶をして頂きました。

コロナの影響で様々な奉仕活動、友好行事、そして例会までも、相次いでの開催中止となる中、色々と難しい判断の連続だったと思います。

「世代を紡ぎ、親睦と奉仕を未来へ」

という今期のスローガンの元、刻一刻と変化する状況の中でも、何とか試行錯誤してクラブを引っ張って下さったお二人から教わった事を活かして、次年度へ向けて、新しい歴史を紡いでいければと思っています。

川口会長、福田幹事、理事役員の皆様、一年間、本当にありがとうございました。


会長退任の挨拶

本日は、いよいよ最終例会となりました。6月20日に大阪府下の「緊急事態宣言」が解除され、「まん延防止等重点措置」に移行したのを受け、本日の最終例会を万全の対策の下、開催すると幹事と決し、会員の皆様にご連絡させていただきましたところ、このように多くのご出席を頂きました。厚く御礼申し上げます。

さて、今まで多くの会長経験者の会員様から、「あっと言う間の1年間」と聞いておりましたが、私も実感いたしております。会長エレクト年度、最初の例会、理事会、初めての開会点鐘と会長報告、緊張の中で慌ただしく過ぎ去って行きました。寂しさ反面、責任を終え安堵した半面が現在の心境であります。

本年度は、もう言うまでもなく昨期から引き続きのコロナ禍の1年でありました。8月6日の臨時の緊急休会を決め、お盆明けから再開するも、年末12月10日から2月4日までの休会、更に今回の4月8日から6月17日までの休会となり、活動計画で示した47例会中19回が休会となりました。

しかしながら、このコロナ禍での難局年度の会長幹事が私と福田幹事で良かったとさえ思っています。大阪難波ロータリークラブの本年度のテーマは「世代を紡ぎ、親睦と奉仕を未来へ」でありました。本年度は多くの会員の皆様も然りかと思いますが、内面と向き合い行動するには十分な時間がありました。未来への希望を信じ、懸命に次世代に紡ぐ事を使命とし、多くのチャレンジを行うことができたと思います。

まず、期初において細則の変更を図り、長年持ち越してきました整合性の取れない条項の修正変更・付記を行い、次世代以降の執行部が不審されないよう紡ぐことができたと思います。またRAC設立準備委員会の発足を行い、4月に無事、認証されました。本日夕刻、「まん延防止等重点措置」期間ではありますが、万全の対策の下、「大阪難波ローターアクトクラブ 第1回例会」が開催される運びとなりました事を心からお祝い申し上げます。

またマイロータリー登録の拡大に一定の成果を残し、ロータリーセントラルの活用の中で、私どものクラブが「ロータリー賞」及び「意義ある奉仕賞」を目指せたことは、来期以降の会長幹事に引き継いで頂きたいと希望します。さらにRIビジュアルアイデンティティーに基づくホームページの刷新と運用方法の改善を行い、すべての親睦・奉仕活動をタイムリーに発信できるようになりました。また公式Facebookページを開設し多くの方が閲覧できるようになり、双方がリンクしています。

さらにクラブ活性化委員会を「クラブ戦略計画委員会」に改称し、参加委員を会長就任資格者とし「大阪難波ロータリークラブビジョン」を下記内容にて作成し、千田委員長、会長・幹事、西原会長エレクトで採択いたしました。来期より例会場に掲揚されます。

◆私たちは、コロナ禍に負けず地域社会の人々と手を取り合い、「大阪難波」より世界に向けて明日への希望と元気を発信します。

◆新たな創造・発想で奉仕活動に取り組み。ロータリー活動を通じて親睦を深め、各会員の人格を育成します。

◆創立50周年に向けて、ロータリークラブ・ロータアクトクラブを含めた会員数100名を目指します。

 また9月には、会長経験者会を開催し、伴井ガバナー補佐ノミニー候補が選出され、年末には、地区より、伴井ガバナー補佐ノミニー決定の通知を頂きましたことを非常に嬉しく思いました。

ところで、今期の奉仕活動ですが、友好行事は「夏の琵琶湖BBQ」は中止となりましたが「直前会長幹事慰労会」「秋の松茸味覚狩り」と秋と春の友好ゴルフコンペはコロナ禍の合間を縫い行うことができました。しかし2大イベント「クリスマス家族会」「春の家族旅行」は企画・準備も進めておりましたが中止となりました。

 また国際奉仕に於いて、「国際三姉妹合同例会」及び「ロータリー国際大会」が台北にて準備されておりましたが、国際大会のみオンラインでの開催となりました。また3年目になります地区補助金を活用したフィリピン・セブ・アルガオ地区小学校への寄贈は、衣類の送付寄贈のみに留まりました、いずれも渡航できずとても残念でありました。

 青少年奉仕については、RAC設立への一連の活動とローターアクト地区献血への参加により達成されたと考えております。

 また社会奉仕活動に於きましては、7月大分県日田市への「避難所用物資の寄贈」に始まり、10月道頓堀リバーフェスティバルに於いて「ポリオ撲滅への募金活動・福祉施設の授産品販売支援」、11月「医療物資支援プロジェクト、大阪赤十字病院への医療用マスク寄贈」、本年3月「まいどなんば献血活動支援」、5月2660地区「ロータリー希望の扉プロジェクト」の一環として「近隣保育施設・児童施設への消毒液・足踏み式消毒スタンドの寄贈」、6月「四天王寺悲田院へのガーデンベンチの寄贈」と粛々とではありますが、また私が出席できなかった事業もありますが、福田幹事が皆出席くださり、大阪難波ロータリークラブの活動として完成できたと思います。

 最後に会員増強ですが、活動計画の目標は純増3名でありましたが、新入会員3名と退会者2名及びご逝去1名の現状維持に留まりました。入会候補者はまだ多数準備しておりましたが、コロナ禍での休会期間と言う事もあり、積極的に見学・勧誘に動けなかったことによる未達をお詫び申し上げます。

 改めて、今期は私が会長と言うことで、派手な行事や演出を期待された中、何も会員の皆様にご恩返しさせて頂けなかった事を非常に悔しく思います。しかし次世代の為に自重すべしとの私への戒めと解釈し、黙々と制作仕事に徹しクラブに報いる事ができたのであれば、それは良かったと思います。会員の皆様におきましては、ロータリー会長職を是非お引き受け頂き、長い人生の中のほんの一年をロータリーに捧げる体験をしてみてください。

末筆ですが、今期理事役員の皆様、すべての大阪難波ロータリークラブ会員の皆様、そして私を支え励まし、時には戒めて下さり、誰よりもロータリークラブについて精通された福田幹事に心からの感謝を申し上げ退任の挨拶とさせていただきます。 1年間ありがとうございました。

会長 川口 栄計


幹事退任のご挨拶

一年間、川口会長年度の幹事を務めさせていただきましたが、いよいよ退任挨拶をさせていただく時期になりました。まずはじめに、川口年度をお支えいただきました、理事・役員・各委員長の皆様に御礼を申し上げます。

新型コロナウイルスの影響により、今年度内で3回、例会を行えない時期がございました。大阪府独自の基準で赤信号が点灯したり、まん延防止等重点措置が発令されたり という事なのですが、その度、例会開催の判断に周章狼狽し、会員の皆様にはご迷惑をおかけしてしまいました、本当に申し訳ございませんでした。特に、その時に卓話担当であった会員様、そしてその割り振りをする赤坂出席・プログラム委員長、週報作成の担当であります三島クラブ会報・雑誌委員長、これらの方々には「急に」色々な変更やご無理をお願いいたしました。改めてお詫び申し上げるとともに、ご厚意に深く感謝致します。

例会場受付の友好委員の皆様も検温・手指消毒をして頂いたり、上杉SAAは例会ごとにマスク着用・手洗い・黙食などをアナウンスいただきました。今年度の28回の例会は、皆様のご協力のおかげで開催することが出来ました。

一年間の活動を振り返りますと、やれた行事よりもやれなかった行事への悔恨の思いの方が強く印象に残っております。

関西空港内の機内食工場での見学、食事の職業奉仕フォーラムを早々に企画いただいていた網干職業奉仕委員長、フォーラムは開催できず本当に残念でしたが、大阪赤十字病院への医療用N95/KN95マスクの寄贈では、院長直々の寄贈式をご手配いただき誠に有り難うございました。フィリピン・アルガオ地区への文具等の寄贈、三姉妹クラブ訪問も渡航が出来ず、物品寄贈のみになってしまいました。森田国際奉仕委員長、松田三姉妹委員長におかれましても、企画途中での変更作業、大変だったと思います。森友好委員長も実に困難な1年でありました。クリスマス家族会については、中川博之広報・HP委員長も共同で全力を尽くして下さり、素晴らしい企画・立案をしていただき、ゲストでお越しのはずであった大橋純子さんからは、当クラブ宛てにビデオメッセージまでいただいたのですが、中止を決断しなければならなかった無念は想像するに余りあります。コロナ禍での判断について気苦労の絶えない一年であった中、細やかな目配り、お心配りに深謝申し上げます。

そんな中、社会奉仕部門は6つの奉仕活動が出来ました。米澤社会奉仕委員長には、色々ご無理を申し上げすみませんでした。中でもコロナ禍の中、まいどなんば献血ルームでの献血活動にご尽力いただき有難うございました。米澤委員長ご自身の会社の社員様も複数名ご動員いただきました。コロナ禍で大変な時期に、献血ルームまで足を運びご協力いただきました、荻原会員、久保会員、松田会員、宮本会員、森田会員の奥さま、心より感謝申し上げます。

青少年奉仕部門では、大阪難波ローターアクトクラブを創設することができました。地区RAC委員会に出向いただいている西原会長エレクト、林青少年・RAC設立準備委員長、「RACを知っていただく懇親会」と実質設立となった「キックオフミーティング」をプロデュースいただいた中川博之広報・HP委員長の方々が、コロナの緊急事態宣言を乗り越えてご尽力いただいたおかげでございます。心より感謝申し上げます。

林会長ノミニーのご長男様であります、林 雄大さん、大阪難波RAC初代会長おめでとうございます。お父さんより先に会長に就任されましたね。RACの持つポテンシャルは非常に高く、私たちロータリアンが逆に引っ張っていかれるような勢いすらあります。ロータリークラブとしては、青少年奉仕委員会だけでなく、社会奉仕や国際奉仕、職業奉仕に至るまで大いに関わり、リンクしていくべきだと考えます。

理事会運営では、川口会長が掲げられた「世代を紡ぎ、親睦と奉仕を未来へ」のスローガンのもと、北田元会長、夏元会長、白野元会長、西野直前会長の4人もの会長経験者の方が理事会メンバーに入っていただき、活発な意見交換が行われたと思います。例会ではいつも前席にお座りいただき、窮屈であったと思います。誠に有り難うございました。最後、6月の理事会はZoomによる完全リモートで行いましたが、皆様すでに慣れておられ、重要な会議であってもリモート会議で十分対応できることが実証されたと思います。

事務局の安部さんは今年度は大変だったと思います。休会のお知らせ、例会再開のお知らせ、振込金額等、変更事項のお知らせ、その度に文書を作成し、FAXを会員皆様に送って頂きました。例会や理事会でのZoom配信の段取り、重たい週報を毎回郵便局に出しに行ってもらったり と、通常期ではしなくてもいい事をたくさんお願い致しました。例会が開かれるより、開かれない方が本当に大変な事を痛感致しました。

年度の終盤でありましたが、皆様からのアンケート結果を踏まえ、千田クラブ戦略計画委員長、川口会長、西原会長エレクト、私で協議し、クラブビジョンを策定いたしました。本当はクラブ戦略計画委員会でミーティングを持ちたかったのですが、コロナ禍でもあり集まることが叶いませんでした。創立50周年に向け、クラブ全員でビジョンを目指し、具体的な行動計画をたて、元気なクラブづくりに継続的に取り組むことが大切だと思います。

西原会長・中川静夫幹事にバトンをつなぐ次年度あたりまでは新型コロナウイルスの影響があり、まだまだ大変な年度ではないかと拝察いたしております。微力ながらお役に立てれば幸いと存じます。

そして最後になりましたが、幹事という大役をご指名いただき、貴重な経験をさせていただきました川口会長に、あらためて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

会員皆様のおかげで「幹事職」をやり遂げることができました。

至らぬ点も数多かったと存じますが、どうかご寛恕賜り、今後とも引き続きご指導を賜りますようお願い申し上げまして、幹事退任の挨拶 とさせていただきます。1年間ありがとうございました。

幹事 福田 忠

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